松武さんのイベント今年一回もいってなく
都内で開催と言うことで

松武秀樹 vs. 森達彦「80年代サウンドを作った男たち。シンセプログラマーの逆襲!」(新宿ロフトプラスワン

行ってまいりました。
森達彦さんはお顔すら知らなく
入り口でデモCDをさりげなくお配りになっていらっしゃってました
はじめは二人の相関図から始まり
代表曲をバンバン聴きました。
松武さんの代表曲
YMOはもちろんですが
ボーイのマリオネット
とかもそうなんですね
森達彦さんは
聞いてビックリでした
チャゲアスのSAY YESや
岡本真夜のTOMORROW
の人なんですね

森さんで一番驚いたのが
My Revolution
なぜかそのオーダーが
松武さんみたいなサウンドをお願いしますといわれたそうな
小室さんも面白いオーダー出すよなぁ


またレアなおにゃんこのDEMO音源や
ピチカートファイブの野宮真貴さんが歌う
アイドルの仮歌が聞けた
その当時のレコーディング裏事情も聞けた

その話聞いてて途中で思ったのが
AKB48って48トラックちゃんと重ねてヴォーカルとってるのかなということ
おにゃんこは16トラック中8トラックはボーカルにとられて
残りでオケをレコーディングされてたそうだ
なんかレコーディングの話を聞いてたら
最近の補正音楽ますます自分の中では許せなくなった
アイドルのよさを使い込んだ昔のレコーディングの話は
すごかった。
あとお二人のシンセサイザの話はやはり神クラス
サンプラーとシンセだけで作り出す
擬似音
デジタルシンセを使ってる自分としては
つまみをひねればできるもののあるけど
あの域にはなかなかいけない
ドラムのスネアのリリース、サスティン
ベロシティとか
PAD系の音色の立ち上がりとか
ブラスの生楽器を越える動き
逆にCDだと聞こえないものもあると思う
そこがレコードのよさだったのかもしれない
森さんワークスのベースなんかレゾナンンス命だし
松武さんはやっぱりタンスの野太いベースを加工したもの
だし
プログラマっていう職業はホント職人芸だと思った。
最近のサウンドはホント音を削って
歌を重視になってしまい割りに僕的に面白くない
もっと勉強して自分の作品を
磨き上げないと思った。